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初の「接客グランプリ」で決勝戦。110名の頂点が決定/センチュリー21・ジャパン

決勝戦の様子。全国110名の営業社員が2回の予選を戦い、売買・賃貸それぞれ2名が決勝戦へコマを進めた。4名は、事前に背景を設定されたお客さま役のスタッフに対し、日頃の接客手法でニーズをヒアリングし、自分なりに最適な提案を行なった

 (株)センチュリー21・ジャパンは5日、「センチュリー21 第1回接客グランプリ」の決勝戦を開催した。

 同グランプリは、加盟店店頭での接客対応力の向上を目的に、2014年11月に開幕。初開催となる今大会には、70社・110名の営業スタッフが参加。
 これまで全国7つの地域連絡会予選、同予選を勝ち抜いた20名による東日本・西日本代表者決定戦を実施。両予選を勝ち抜いた東西選抜の4名(売買2名、賃貸2名)が決勝戦へコマを進めた。

 決勝戦は、売買、賃貸別の一騎打ち。家探しの背景が設定されたお客さま役の夫婦に対し、日頃の接客と同様にヒアリングを行ない、もっともふさわしい家探しをプレゼンテーション。その様子をセンチュリー21ジャパンの猪熊茂男社長ほか、6名の審査員が、見た目の印象、お客さまへのマナー、言葉遣い、ニーズを引き出す『質問力』、ニーズに対する『提案力』、不動産に関する広範な知識などのカテゴリーで、総合的に評価した。

 参加した4名は、各人とも日頃のスキルを発揮して、設定シートと顧客とのやりとりの中からニーズを巧みに引き出し、最適と思われる提案や次回面談への材料を探りだしていった。厳しい予選を勝ち抜いた接客スキルに対し、審査員も「的確なコミュニケーションで問題点を指摘して、最良の提案をしていた」「社交辞令ではない気遣いがあり、誠実さが伝わってきた」「お客さまのニーズに深いところに切り込んでいた」「アドバイスがお客さまの安心感につながっていた」などと高い評価を与えていた。

 3ヵ月にわたる接客グランプリについて猪熊社長は「優秀な加盟店はみな、他の加盟店がどのような取り組みをしているかを貪欲に吸収していこうと思っている。接客グランプリは、こうした加盟店の姿勢をチェーン全体に広げていく起爆剤になると考えている。年月を積み重ねていくことで、必ず成果があがると確信している」などと抱負を語った。

 なお優勝者は、2月17日開催の全国大会で発表され、表彰される。


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