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日本橋再開発地内で地上24階建てオフィスビル着工/三井不動産・武田薬品

「新東京武田ビル」完成予想図

 三井不動産(株)は6日、武田薬品不動産(株)、武田薬品工業(株)と共同で「(仮称)日本橋本町二丁目特定街区開発計画」の一環として建設するオフィスビル「新東京武田ビル」(東京都中央区)を着工した。

 同計画は、三井不動産が中心となって推進する「日本橋再生計画」の一部。計画地は、武田薬品が明治時代から事業拠点を構えていた日本橋本町・日本橋室町エリアで、敷地面積は約2,700平方メートル。地上24階地下4階建ての高層オフィスビルを建設する。

 敷地内の、福徳神社と一体になった広場空間も着工済み。竣工は2017年10月予定。1、2階は一般ユーザーが自由に出入りできるオープンスペースとし、竣工後は武田薬品が使用する予定。

 建設するビルは、免震構造を採用。最新のBCP性能を有し、周辺のまち並みや景観と調和し、近隣のコミュニティとの連携に配慮する。デザインコンセプトでは、ひと・環境へのやさしさや、多様な人々の働きやすさを追求。環境負荷低減技術においてもベスト・イン・クラスのビルを目指す。


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