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大和小田急建設を完全子会社化/大和ハウス工業

 大和ハウス工業(株)は6日、関連会社の大和小田急建設(株)との間で株式交換契約を締結。今年8月1日に、同社を完全子会社化する。

 大和ハウスは2008年、小田急建設(株)(当時)株式の33.1%を取得。筆頭株主となり、社名も大和小田急建設に改称。建築工事に係る協力体制の構築、大和ハウス工業による営業指導、共同技術開発、資材の共同購入、人事交流、資金の調達・運用における相互交流などを進めてきた。しかし、建設業界は今後も不透明な経営環境が続くと見込まれることから、経営資源の最適化、経営の効率化により成長力と競争力を一層強化する必要があると判断。完全子会社化に踏み切る。

 大和小田急建設の普通株式1株につき、大和ハウス工業の株式0.4株を割り当てる。完全子会社化により、東証1部上場の大和小田急建設は、7月29日付けで上場廃止となる。また、今後は大和ハウスの完全子会社であるフジタ(株)との合併についても協議していく。


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