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不動産セグメント、あべのハルカス全館開業が寄与し増収増益/近畿日本鉄道15年3月期第3四半期決算

 近畿日本鉄道(株)は6日、2015年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~12月31日)は、連結売上高9,088億1,000万円(前年同期比0.2%増)、営業利益421億9,400万円(同1.8%増)、経常利益391億7,200万円(同7.9%増)、当期純利益251億600万円(同6.5%増)。

 不動産セグメントは、前年に保有土地の大口売却があったことによる反動減があったものの、全館開業したあべのハルカスの賃貸収入が増加した結果、営業収益1,077億6,000万円(同4.8%増)、営業利益117億3,200万円(同21.7%増)と好調を維持した。

 通期は売上高1兆2,650億円、営業利益550億円、経常利益480億円、当期純利益240億円を見込む。


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