（株）メッセージは9日、2015年3月期第3四半期決算を発表した。
当期（14年4月1日～12月31日）は、連結営業収入592億4,400万円（前年同期比7.0％増）、営業利益55億3,500万円（同10.8％増）、経常利益52億5,200万円（同9.2％増）、当期純利益33億1,100万円（同24.4％増）。
主力のアミーユ事業（介護付有料老人ホーム事業）は、既存施設の稼働率が引き続き良好で、期末時点の稼働率95.7％と高い入居率を維持した。ただ、1施設を売却したこと等で、営業収入は274億8,700万円（同0.2％増）、セグメント利益は38億4,100万円（同11.6％減）にとどまった。
地域包括ケア事業は、「Cアミーユ」（サ付き住宅）13施設を新たに開設。開設後1年を経過した既存物件の入居率は91.1％と高水準を維持し、営業収入は増加したが、新規開設関連支出の増加もあり、営業収入は286億6,700万円（同13.1％増）、セグメント利益は2億3,700万円（前年同期：セグメント損失5億7,100万円）となった。
通期は、連結営業収入800億円、営業利益80億円、経常利益75億円、当期純利益41億円を見込む。