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販売エリア・シェア拡大し、17年度営業利益75億円目指す/桧家HDが中計策定

 (株)桧家ホールディングスは9日、2014年12月期決算を発表した。

 当期(14年1月1日~12月31日)は、連結売上高765億4,100万円(前年同期比25.3%増)、営業利益41億2,800万円(同3.1%減)、経常利益44億6,000万円(同0.9%減)、当期純利益20億1,400万円(同39.1%減)。

 注文住宅事業は、完成引き渡しが堅調に推移。連結子会社となった北都ハウス工業(株)の業績も寄与し、売上棟数は2,361棟(同24.0%増)、売上高は460億8,300万円(同18.2%増)、営業利益は25億1,000万円(同7.7%減)となった。

 不動産事業では、商品回転率の向上を意識した運営等に取り組み、販売棟数と売上高が増加。売上棟数234棟(同16.4%増)、売上高101億500万円(同7.3%増)に。また売上原価と販管費の低減等に努め、営業利益は1億2,900万円(前年同期:営業損失6,500万円)となった。

 通期では、連結売上高815億円、営業利益52億円、経常利益50億円、当期純利益22億円を見込む。

 また同社は同日、中期経営計画(15年12月期~17年12月期)を発表。
 成長戦略として、注文住宅事業では「HINOKIYA」と「パパまる」の2ブランドを展開し、3,000棟販売体制とするほか、東日本で120ヵ所の展示場体制と「パパまる」ブランドの北関東エリアの強化を図る。
 不動産事業では、地域不動産事業者、地主、税理士等とのパートナーネットワークを拡大・強化し、不動産事業を積極的に推進。また、相続対策、土地活用提案ソリューションを拡充する。

 中期経営計画の最終年度である17年12月期は、売上高1,000億円、営業利益75億円、経常利益72億円の達成を目指す。


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