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女性の要望かたちにした賃貸マンション、モデルルームを公開/大成ユーレック

「DOUCE」モデルルーム。可変間仕切りを開けば約14帖もの広さになるリビングダイニングスペースが魅力
「ECLAT」の玄関部分のアレンジスペース「DOMA(土間)」。観葉植物や趣味のものを飾ったり、カフェ風にテーブルとイスを置くなど、使い方はいろいろ

 大成ユーレック(株)は12日、賃貸マンション「エルズレジデンス小竹向原」(東京都練馬区、総戸数33戸)に設けた「子育てファミリー向け」「ひとり暮らし女性向け」のモデルルームを報道陣に公開した。 

 同社が企画・施工した賃貸マンションの2戸を借り上げ、1月に発表した賃貸コンセプトプラン「DOUCE(ドゥース・子育てファミリー向け)」と「ECLAT(エクラ・ひとり暮らし女性向け)」を再現したもの。同社女性社員によるプロジェクトチームが「ママ目線」「女性目線」を重視した設備や空間づくりを、モデルルームに反映させた。

 「COUCE」モデルルームは、2LDK(54.44平方メートル)タイプ。オープンキッチンからリビングが見渡せ、料理をしながら子供の様子を見守ることができる。ウォークスルータイプのクローゼットをはじめ、置き場所に困る掃除機などを収納できるマルチストレージ、女性に嬉しい機能が充実したパウダールームや、玄関に備えた格納式ベンチ・コートフックなど、細やかな気配りを施している。インテリアは「無印良品」の家具でコーディネートした。

 「ECLAT」モデルルームは、1K(45.27平方メートル)タイプ。観葉植物や趣味のものを飾ったり、テーブルとイスを置くなど、自由にアレンジできる「DOMA(土間)」スペースを設置。玄関には、靴だけでなくゴルフバッグやスノーボードも収納できる、ウォークインタイプのクローゼットを設けている。3コンロ付きのシステムキッチンや窓のあるバスルームなど、水回り設備も充実。「Francfranc(フランフラン)」の家具でコーディネートした。

 同社営業統括部営業推進部長の本堂健一氏は、「今後、賃貸市場は厳しさを増す。他社との差別化策として、まずは“女性目線”をコンセプトとした住戸をオーナーに積極提案していく。3年間で約1,000戸のコンセプト住戸を供給する考え」などと話した。

 モデルルームは、東京メトロ有楽町線、西武有楽町線「小竹向原」駅徒歩6分に立地。13~14日は、賃貸マンション経営検討者を対象とした物件見学会を開催する。時間は10~17時で、予約不要。


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