プロロジスは12日に、マルチテナント型施設「プロロジスパーク成田1-D」(千葉県成田市)の竣工式を執り行なった。
成田空港第6ゲートから約3.5km、新空港I.C.(新空港自動車道)から約8.1km、富里I.C.(東関東自動車道)から約7.2kmに立地。2015年5月までに、圏央道の神崎I.C.と大栄JCTがつながることにより、関東全域をカバーできる拠点となる。鉄骨造地上2階建て、敷地面積約2万3,871.15平方メートル、延床面積約2万8,506.30平方メートル。
同施設は一体開発プロジェクト「プロロジスパーク成田1」(敷地面積9万9,864.82平方メートル)の最終区画の開発物件。同施設のほか、「プロロジスパーク成田1-A、B、C、D」の4棟を運営しており、平均稼働率は9割超。
同施設は、最大3区画に分割が可能。1階に高床式バースを備え、内部には垂直搬送機と荷物用エレベーターを設置。24時間体制の操業も可能で、航空貨物だけでなく海上貨物にも対応できる。
敷地内には、トラックの待機場や洗車場、休憩スペース、コンビニエンスストアなどを用意。緊急地震速報システムや衛星電話のほか、災害用発電機と井戸水利用の設備も整えている。また、共用部と事務所部分にはLED照明を採用し、屋上には1.1MWの大規模太陽光発電システムも導入する予定。