ナイスグループと横浜市は12日、横浜市が進める「環境未来都市」構想の取り組みの一環として、「包括連携協定」を締結した。
同協定は、環境・健康に配慮した建築物の普及や木材の利用促進、文化芸術、観光面での横浜の魅力発信等に関し、両者が連携・協力することを目的に締結されたもの。同協定をベースに、横浜における市民サービスの向上を目指していく。
具体的には、国が進めるスマートウェルネス住宅の普及啓発とも連動し、環境と健康に優しい家づくりやエネルギー消費の少ない生活様式についての情報を発信。環境性能に加えて健康にも配慮したモデルハウスを建設し、「スマートウェルネス 体験パビリオン(仮称)」を今秋オープンさせる。
また、ナイスグループは、横浜市内で分譲する2階建ての一戸建てについてはすべて長期優良住宅の認定を取得、「CASBEE横浜」のAランク以上に適合させることを決定した。横浜市が取り組む既存住宅の省エネルギー改修を推進するエコリノベーション推進事業にも積極的に協力していく考え。