三菱地所レジデンス(株)は23日、相鉄不動産(株)、丸紅(株)、(株)フジタ(施工)と共同で開発している分譲マンション「ザ・パークハウス西新宿タワー60」(東京都新宿区、総戸数954戸)の1期325戸が即日完売したと発表した。
同物件は、都営大江戸線「都庁前」駅、東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅徒歩6分、JR線他「新宿」駅徒歩15分に広がる、広さ約1.5haに及ぶ市街地再開発「西新宿五丁目中央北地区市街地再開発事業」として建設するもので、日本最高階数となる、高さ208.97m、地上60階建てのタワーマンション。
新宿中央公園と生態系を合わせた広さ1,900平方メートルの公開空地「結いの森」を整備するほか、自然、減災・防災、多様性をコンセプトとしたエリアコミュニティプログラムを導入するのが特徴。入居前の15年から20年までの6年間にわたり、外部専門家と連携した60回のコミュニティブログラムを展開。3年間、理事会の運営支援も行なう。
1期販売住戸は、1R~3LDK、専有面積33~156平方メートル。販売価格は3,198万~3億5,000万円、最多価格帯は6,100万円台。登録総数は713件で平均倍率2.19倍。最高倍率は14倍だった。14年5月のプレセールスからの総問い合わせ件数は約7,500件、モデルルーム来場者数は約2,000組。交通アクセスと都心の利便性、60階建てタワー、再開発の発展性、大規模ならではの共用施設などが評価された。