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ベトナムで法人向けアパートメント事業を展開/長谷工

「HHCT1」外観パース

 (株)長谷工コーポレーションは24日、ベトナム・ハノイ市で法人向けのサービスアパートメント事業「HHCT1(HASEKO・HIMLAMBC CT1 Project)」に着手すると発表した。同社としては、初のアジア地域での事業。

 今回のプロジェクトでは、ベトナム・ハノイ市での投資許可を取得し、2014年12月付で同社が95%、ベトナムの大手ディベロッパーであるヒムラムグループが5%の出資比率で合弁会社Haseko HimlamBC Company,Limitedを設立。同社はプロジェクトの企画から設計、施工、運営までを実施する予定。

 「HHCT1」は、ハノイ市ロンビエン区に位置。敷地面積1,626平方メートル、延床面積約1万1,761平方メートル。鉄筋コンクリート造地上18階地下1階建てで、フィットネスやカフェレストラン等を併設する。

 同社は、日本国内の分譲マンション市場の変化等、将来を見据えた新領域の一つとして、東南アジアを中心に海外への事業展開を模索しており、12年4月からはベトナム・ハノイ市に駐在員事務所を開設。現地において建設事業を展開することを目的とした市場調査や情報収集を行なってきた。
 今後、現地ディベロッパーやゼネコン、サブコン等との受注・生産体制の構築、ベトナムでの住宅建設の実績をつくり、ベトナムにはない“ジャパンクオリティ”をアピールしながらベトナムと日本の事業主に提案営業を行なっていく考え。


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