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品川の高額賃貸住宅、運営事業者決定/UR都市機構

 (独)都市再生機構(UR都市機構)は2月27日、都心高額賃貸住宅「品川シーサイドビュータワー」の運営事業者に、「品川シーサイドビュータワー賃貸住宅団地運営事業共同体」(代表者:大和リビング(株)(東京都江東区))に決定したと発表した。

 2014年11月28日に、運営事業者の募集を行ない、競争入札方式による入札の結果、決定したもの。
 13年12月に閣議決定された「独立行政法人改革等に関する基本的な方針」において、「東京都心部の高額賃貸住宅(約1万3,000戸)については、14年度から順次、サブリース契約により民間事業者に運営を委ね、将来的に、賃貸住宅事業の経営の過度な負担とならない限り、売却」という方針が示されたこと等を踏まえ、実施したもの。

 UR都市機構が運営事業者に同物件の空き家住宅を貸し出す。運営事業者は「品川シーサイドビュータワー」を民間賃貸住宅として入居者を募集し、家賃等の収入を得るとともに、物件全体の修繕・維持管理を実施し、賃貸住宅事業の運営(経営)を行なっていく。なお、決定した運営事業者に対しては同物件の譲渡に係る優先交渉権を付与する。

 同事業者による管理運営開始予定日は7月1日。


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