大和ハウスリート投資法人（DHR）は3日、物流施設7物件の不動産信託受益権の取得および賃借を決定したと発表した。
取得する物件は、「Dプロジェクト久喜III」（埼玉県久喜市）および「Dプロジェクト西淀川」（大阪市西淀川区）、「Dプロジェクト松戸」（千葉県松戸市）などを含む7物件。
「Dプロジェクト久喜III」は鉄筋コンクリート造4階建てで、敷地面積約1万3,885平方メートル、延床面積約2万6,651平方メートル。「Dプロジェクト西淀川」は鉄筋コンクリート鉄骨造4階建てで、敷地面積約2万253平方メートル、延床面積約3万7,579平方メートル。「Dプロジェクト松戸」は、鉄筋コンクリート・鉄骨造5階建てで、延床面積は1万6,973平方メートル、延床面積1万9,837平方メートル。
取得先はすべて大和ハウス工業（株）。取得価格合計は484億2,000万円。取得予定日は「プロジェクト松戸」のみ6月1日で、その他はすべて4月10日。
今回の資産取得により、同投資法人のポートフォリオは、合計40物件、取得価格合計1,959億7,300万円となる。
なお、今回の物件取得に伴い、新投資口発行および投資口売り出しを実施。公募による募集投資口数は5万2,000口、オーバーアロットメントによる売り出しが5,220口、第三者割合による募集投資口数は5,220口。約312億円を調達する計画。