三井不動産(株)と三井不動産レジデンシャル(株)は10日、両者が共同出資する「MITSUI FUDOSAN(ASIA)PTE.LTD.」(三井不動産アジア、所在地:シンガポール)を通じ、タイ・バンコクでの高層マンション事業「アシュトン・チュラシーロム」(約1,180戸)に参画すると発表した。
地元の有力住宅ディベロッパーであるアナンダ社との共同プロジェクト。バンコク都心部のMRT(地下鉄)「サムヤーン」駅徒歩3分。サムヤーンエリアには教育機関や医療機関が多く所在しており、57haを誇るルンピニ公園にもアクセス容易な、生活利便性の高いエリア。敷地面積約6,752平方メートル、56階建て。4月より販売を開始し、5月建物着工、2018年3月竣工の予定。
バンコクでは、アナンダ社と共同で3つのプロジェクト(計約3,000戸)が進行中で、今回が共同事業の4つ目。これまで日本国内やシンガポールで培ってきた住宅開発・マーケティングなどのノウハウを最大限に生かして事業を推進していく。
なお、同社の東南アジアでの住宅事業は計12事業、商業施設を含めると計14事業となる。