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大阪・森ノ宮の商業施設に市民参加型コミュニティ・ライブラリー/東急不動産ほか

「まちライブラリー」のイメージ

 東急不動産(株)および(一社)まちライブラリー(大阪市中央区、代表:礒井純充氏)は、4月27日オープンする商業施設「もりのみやキューズモールBASE」(大阪市中央区)内に、「まちライブラリー@もりのみやキューズモール」を開設する。

 同施設は、ライブラリーにカフェ、FM局のサテライトブース、キッズスペースを併設する新しいスタイルの市民参加型コミュニティ・ライブラリー。全5回、延べ260名が参加した「サポーター会議」で、企画や運営方法を検討してきた。

 ライブラリーでは、すべての世代が楽しめる本の寄贈を受け付ける。開館に先立つ4月25日、「植本祭(本棚に参加者が本を持ち寄り、本棚を育てていくイベント)」を実施。ジャンルは問わず、カルチャー、ライフスタイル、ファッション誌などの雑誌の創刊号を集め、話題になった本やグッズと合わせて配架するなど、その時、その時代を楽しめる本棚作りを行なう。

 また、大阪でカフェを併設した本と雑貨の店3店舗を展開する「STANDARD BOOKSTORE(スタンダードブックストア)」がカフェを運営。軽食を提供するほか、ジャンル問わず、さまざまなゲストを招き、イベントを開催する。

 全体デザインは、大阪を中心に活動するクリエイティブユニット「graf(グラフ)」が担当し、「Perch(パーチ)~みんなの“止まり木”」というコンセプトのもと、交流が生まれる憩いの空間を演出する。利用料は無料(カフェの飲食代除く)。


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