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仙台市青葉区で復興公営住宅を竣工/三菱地所レジデンス

「梅田町復興公営住宅」外観イメージ

 三菱地所レジデンス(株)は、仙台市青葉区にて「梅田町復興公営住宅」(総戸数66戸)を竣工、11日に仙台市へ引き渡した。

 仙台市では、復興公営住宅を約3,200戸供給する目標を定めており、その供給方法には(1)仙台市が直接整備するもの、(2)早期供給を図るため民間企業等が有する土地や技術力を活用して、建物計画の公募・選考により物件を買い取るものがある。同事業は、16事業ある(2)の2棟目となり、仙台市青葉区では1棟目の竣工・引き渡しとなる。

 JR仙山線「東照宮」駅徒歩8分。鉄筋コンクリート造地上10階建て。敷地面積2,129.23平方メートル、延床面積4,697.23平方メートル。間取りは2K~4K、2DK(車椅子対応住戸)、4DK。専有面積は35.72~75.20平方メートル。

 省エネルギー・低炭素に配慮する建物とするほか、入居者と周辺地域のコミュニティ形成を考慮し、趣味の集いなどに周辺住民とともに利用できる集会所を1階に配置した。
 また防災面では、1階と6階に防災倉庫を設置し、災害時の仮設トイレとして使用できるマンホールトイレや、炊き出しを行なえるかまどベンチなどを備えた。


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