不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

世田谷・若林で2棟目のコーポラティブハウス/コプラス

「BLIKS若林」外観。成熟したまち並みに合うようタイル貼りに。前庭にはさまざまな植栽を施した
82.82平方メートル・2LDK(7

 (株)コプラスは、コーポラティブハウス「BLIKS若林(三軒茶屋・若林IIコーポラティブハウス)」(東京都世田谷区、総戸数17戸)を竣工。13日、報道陣に公開した。

 同物件は、敷地面積約600平方メートル。延床面積約1,400平方メートル。鉄筋コンクリート造地上3階地下1階建て。東急世田谷線「若林」駅より徒歩4分に立地。若林エリアでは2012年3月竣工の「Li Bell(三軒茶屋・若林コーポラティブハウス)」に続き、同社2棟目のコーポラティブハウスプロジェクトとなる。

 地主との等価交換事業。南北両側に道路が面している敷地形状を生かしつつ、光や風が通り抜ける中庭などを設けた。また、非常時に使用できる井戸やベンチかまどを設置した。

 専有部は、間取りに合わせて水回りや窓の位置やサイズまで変えられる自由設計。壁式構造で、設計や家具レイアウトが効率良くできる。70%が角部屋で、敷地の高低差を生かし、メゾネットタイプも多く採用した。住戸面積は55~96平方メートル。2013年6月に購入者を募集した。標準価格で5,000万円台、オプション込みで6,000万円前後が中心価格。購入者は同地域で物件購入を検討していた30~40歳代の夫婦が中心。

 なお、同社で一部住戸を買い取っており、55.14平方メートル・2LDK(4,980万円)、72平方メートル・3LDK(6,980万円)、82.82平方メートル・2LDK(7,080万円)の3戸を分譲住宅として販売している。

 今後は三宿エリアでコーポラティブハウスを計画中。6月頃、居住者の募集を開始する予定。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら