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2月の近畿圏マンション、契約率が13ヵ月ぶり70%割れ/不経研調査

 (株)不動産経済研究所は16日、2015年2月度の近畿圏マンション市場動向を発表した。

 同月の販売は1,905戸(前年同月比15.2%増)と2カ月連続の二けた増となった。大阪市部が762戸を占めて最多。月間契約率は67.1%(同10.4ポイントダウン)となり、前月まで12ヵ月続いた70%超えにブレーキがかかった。1戸当たりの価格は3,427万円(同1.4%上昇)、1平方メートル単価は55万円(同6.2%上昇)。戸当たりは2ヵ月ぶりの上昇、1平方メートル単価は9ヵ月連続の上昇だった。

 即日完売物件は「福島リバーガーデン」1期(大阪市福島区、50戸、平均1.1倍、最高2倍)など5物件96戸。2月末時点の販売在庫は2,250戸で、前月末に比べて190戸増えた。

 なお、3月の発売戸数は1,800戸程度を見込む。


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