マンション管理研究所の米倉 喜一郎氏が3月18日、肺炎のため死去した。89歳。すでに近親者により密葬が執り行なわれた。
米倉氏は1925年福岡県生まれ。48年東京商科大学(現・一橋大学)卒業、73~79年(社)日本高層住宅協会(2001年に現・(一社)不動産協会と統合)事務局長、1980~98年(社)高層住宅管理業協会(現・(一社)マンション管理業協会)専務理事を務め、99年マンション管理研究所所長に就任した。
77年~78年には、建設省(現・国土交通省)の要請を受け、「不動産流通問題研究会」の座長として不動産流通の近代化に向けた検討に尽力、「協業化の推進」等を謳った提言をまとめた。
当社「月刊不動産流通」の創刊から24年間、編集委員・アドバイザーを務めた。
なお、4月15日(水)18時より、梅窓院(東京都港区南青山)にて「お別れの会」を執り行なう予定。