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横浜・新子安で地域貢献重視の大規模マンション竣工/三菱地所レジデンス

「ザ・パークハウス 横浜新子安ガーデン」外観。地域住民が利用できる保育所や地域交流施設、学童保育施設といった公共施設を設置し、敷地周囲に歩行者空間整備を行なうことで、横浜市から建物高さ規制の緩和を受けている
併設される認可保育園は、定員60人。首都圏で認証保育所など60施設余りを手掛ける(株)グローバルキッズが運営する

 三菱地所レジデンス(株)が開発を進めてきた大規模マンション「ザ・パークハウス 横浜新子安ガーデン」(横浜市神奈川区、総戸数497戸)が竣工。23日、報道陣に公開された。

 同物件は、JR京浜東北線「新子安」駅徒歩4分の住宅街に立地する、地上10階地下1階建てのマンション。建設地は、Jリーグ・横浜Fマリノスの練習場跡地で、開発当初から地域住民等との「まちづくり推進委員会」を設置。地域住民が利用できる保育所や地域交流施設、学童保育施設といった公共施設を設置し、敷地周囲に歩行者空間整備を行なうことで、横浜市から建物高さ規制の緩和を受けている。

 建物は、CASBEE横浜でAランクを取得する環境性能。共用施設として、ゲストルーム、ミニショップ、キッズルーム、スタディルーム、シアタールームなどを設けている。住戸は、2LDK~4LDK、専有面積61~101平方メートル。2013年9月から販売を開始し、総問い合わせ数約5,800件、モデルルーム来場者数約2,500件を集め、11ヵ月で全戸完売した。

 販売価格は、3,278万~7,698万円。最多価格帯は4,400万円台、坪単価209万円。購入者の居住地は、神奈川区の23%を筆頭に横浜市内で6割、都内20%。


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