住友不動産(株)が建設を進めてきた大規模タワーマンション「グランドミレーニア タワー&スイート」(東京都豊島区、総戸数412戸)が竣工。24日、報道陣に公開された。
同物件は、JR線、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ3路線が乗り入れる「池袋」駅徒歩6分の社宅跡地に建設した地上31階建てのタワーマンション。池袋駅周辺の繁華性、首都圏屈指のターミナルの交通利便性がウリ。
建設地は、池袋駅周辺の商業エリアと目白エリアの低層住宅地が接するエリアで、建ぺい率80%、容積率500%以上が確保できることから、総合設計制度を用いず、敷地周辺を2mのフェンスで取り囲んだ。さらに、エントランスゲート、風除室、エレベータなど6段階のセキュリティも設けるなど、セキュリティとプライバシーに配慮した。
建物は、中間免震工法を採用。全住戸6m以上のワイドスパンで、開口部の柱を室外に出すアウトフレーム工法により、天井高とほぼ同じ高さのパノラマウィンドウとすっきりとした室内を実現する。住戸は1LDK~3LDK、専有面積43~82平方メートル。水回り位置変更も含め、間取りやインテリアカラーを無償で変更できるカスタムオーダーを221戸に導入。竣工後販売住戸でも、インテリアカラーを変更できる住戸を53戸用意する。
これまでに、311戸を販売。300戸を販売済み。現在販売中の住戸の販売価格は、6,000万円台前半~9,000万円台後半(専有面積43~71平方メートル)。平均坪単価は400万円台前半。2013年5月のホームページ開設以来の反響数は6,200件、同年9月のモデルルームオープンからの来場者数は2,400件。購入者の45%が豊島区および周辺区居住者。20~40歳代の一次取得者と40~60歳代の買い替え層がほぼ同じ比率となった。また、実需と投資の比率は約9対1で、利便性と資産性が評価された。