不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

住んでみたい理想の家、1位は「一戸建て・2階建て」/マイボイスコム調査

 ネット調査を行なうマイボイスコム(株)(東京都千代田区、代表取締役:高井和久氏)は、理想の住まいに関する調査結果を発表した。調査対象は「MyVoice」のアンケートモニター。回答者数は1万1,301名。調査期間は2015年1月1~6日。

 調査によると、「住んでみたい理想の家のタイプ」は1位が「一戸建て・2階建て」で38.9%(13年1月調査比1.7ポイント減)、次いで「一戸建て・平屋(1階建て)」で18.2%(同0ポイント)、「低層マンション(10階建て未満)」で9.8%(同0.5ポイント減)と続いた。

 「持ち家、賃貸の居住意向」は、「持家に住みたい」が61.8%(同2.9ポイント減)、「どちらかといえば持ち家に住みたい」の17.5%(同0.2ポイント増)と合わせて、持ち家居住意向者は79.3%となった。

 「居住環境の理想」は、「交通網が発達し、公共施設や商業施設の多い都市部」が46.4%(同1.4ポイント増)、「都市部からやや離れた郊外」が49.5%(同2.9ポイント減)と各5割で上位2位となった。

 「理想の住まいに欲しい部屋」は、「キッチン」「リビングルーム(居間)」がトップ2に。次いで「独立したバス・トイレ」「洗面所」「ベッドルーム(寝室)」「脱衣所」「ダイニングルーム」「ウォークインクローゼット」の順で続いた。

 「理想の住まいに欲しい設備・機能」は、「温水洗浄便座」(66.2%)、「エアコン」(65.8%)がトップ2に。「光回線」(56.6%)、「モニター付きインターホン」(55.7%)などが上位に挙がった。

 「住まい選定時の、周辺環境・土地に関する重視点」は、「生活の利便性(買い物、医療など)」(77.3%)、「交通の利便性」(72.6%)が上位2位に。続いて「地域の治安」「自然環境の良さ」「地盤の良さ」「自然災害の影響が少ない」「気候の良さ」の順で多かった。

 「住まい選定時の、建物の内・外に関する重視点」は、1位が「日当たり・採光」(82.0%)となった。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら