コーポラティブハウスなどを手掛けるUDS(株)、NPO法人あそびっこネットワーク、(株)ミツヤ建設造園の3社は1日、「練馬区立こどもの森緑地」の運営業務を開始した。
3社が共同事業体となって、東京都練馬区から受託したもの。また、5日には、オープニングイベントも開催。練馬区長や近隣小学校の児童が参加する開園式や、日本大学藝術学部デザイン学科の桑原淳司氏と連携した「遊び場づくり」のワークショップ、こどもの森の自然を活用した「草木染め」体験などを実施する。
これまでコーポラティブハウスで培ってきた住人との対話によるコミュニティ形成やまちづくりの手法を活かして、地域コーディネーターとして場と人をつなげる役割をしていく考え。近隣の学校や地元農家と連携した四季折々の自然を体験できるイベントのほか、創造する力を育むワークショップや遊び場づくりの企画や運営も実施していく。
また、同社と慶応大学SFC井庭 崇研究室が昨年から共同研究を行なってきた、未来ヴィジョンを言語化する「フューチャー・ランゲージ」を用いて、子供たちや保護者、地域の方々と一緒に、子どもの森を中心としたまちづくりのワークショップの開催等、日々の運営やイベントの様子を区内外に発信して、練馬区の認知度やイメージ向上の一助を担っていきたい考え。