東急リバブルは3日、同社を含む（株）新生銀行、マネックスグループ（株）、（株）AFキャピタル、Convoy Financial Holdings Limited等、日本企業・香港企業10社で設立した香港資産運用サービス専用銀行「Nippon Wealth Limited, a Restricted Licence Bank」（以下、NWB）が、香港金融監督局から銀行免許を取得したと発表した。
10社はNWBの持ち株会社となるOJBC CO. Ltdを13年8月に設立。その100％子会社として13年8月にNWBを設立した。今後は、資産運用サービスを展開するための証券免許の認可を香港証券先物委員会に申請し、取得後の15年上期に本格開業を目指す。
個人の顧客が対象。預金および投資信託、債券などの投資商品の販売などの資産運用サービスを、日本語での対面サービスにより提供することで、顧客の香港での資産形成を支援していく方針。
なお、マネックスグループ元取締役の中島 努氏がチーフエグゼクティブオフィサーに、（株）東京三菱UFJ銀行の香港支店プライベートバンク事業部長の経験がある長谷川 健一氏がチーフオペレーティングオフィサーに主任する。