トーセイ（株）は3日、2015年11月期第1四半期決算を発表した。
当期は連結売上高115億2,500万円（前年同期比1.6％増）、営業利益23億6,500万円（同47.8％増）、税引前利益21億9,000万円（同53.5％増）、四半期利益13億9,000万円（同59.4％増）であった。
主力の不動産流動化事業で、「小川町東誠ビル」（東京都千代田区）、「渋谷4丁目ビル」（東京都渋谷区）など9棟のバリューアップ物件の販売を実施。またRestyling事業で、「ヒルトップ横濱根岸」（横浜市磯子区）、「ルネ鎌倉植木」（神奈川県鎌倉市）など16戸の販売を行なった結果、売上高72億700万円（同4.6％増）、セグメント利益18億4,900万円（同114.0％増）を計上した。
不動産開発事業では、需要が堅調な戸建住宅の販売に注力し19戸を販売。そのほか新築賃貸マンション1棟と土地2件を販売し、売上高23億2,400万円（同7.9％減）、セグメント利益40億900万円（同20.9％増）。
不動産賃貸事業では、保有する賃貸用棚卸資産6棟を売却する一方、収益オフィスビル、賃貸マンションなど5棟を取得するなどし、売上高8億3,300万円（同8.0％増）、セグメント利益3億4,800万円（同26.0％減）。
通期は連結売上高564億2,500万円、営業利益60億円、税引前利益50億4,200万円、当期利益32億5,800万円を見込む。