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半屋外のスクエアバルコニー「アウタールーム」を提案/伊藤忠都市開発

通常のバルコニー(左)に比べ、奥行きの広いスクエア形状にすることで、よりプライバシー性を高めた「アウタールーム」の概念図

 伊藤忠都市開発(株)は9日、新たなバルコニー空間として「アウタールーム」を開発。新築分譲マンション「クレヴィア大船」(横浜市栄区、総戸数59戸)の一部住戸から導入する。

 「アウタールーム」は、リビング脇に設置するスクエア形状の半屋外空間として提案。一般的なバルコニーよりも奥行きを広くし、建物外部に接する面積を小さくすることで、プライバシー性も高める。また、バルコニー天井の一部を吹き抜けにすることで、アウタールームに面したリビングを2面採光にする効果もある。

 同社では、隣り合った2住戸のアウタールーム間に隔て板を設置しないことで、マンションでありながら二世帯居住を実現するプランもメニュープランとして提案。住戸の売却や賃貸などをする場合には、隔て板の新設も容易にできる。

 採用初弾の「クレヴィア大船」は、JR「本郷台」駅より徒歩11分、同「大船」駅より徒歩18分に立地。敷地面積2,732平方メートルで、鉄筋コンクリート造地上5階建て。専有面積は64.05~74.86平方メートル、間取りは3LDK~4LDK。11日にモデルルームをプレオープンし、販売戸数・販売価格は未定。竣工は2016年2月下旬の予定。


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