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神奈川・平塚で18.2haに及ぶ大規模複合開発始動/三井不動産

大規模複合開発事業全体イメージ。商業地区Aが「(仮称)ららぽーと平塚」となる予定

 三井不動産(株)は10日、神奈川県平塚市で推進している大規模複合開発事業において、商業地区内のリージョナル型ショッピングセンター「(仮称)ららぽーと平塚」を着工した。

 開発エリアは、JR東海道線「平塚」駅から徒歩圏にあり、国道1・129号などの主要幹線道路に近接した、平塚駅前周辺と並ぶまちの中核地帯。三井不動産を施行者とする土地区画整理事業区域であり、道路や公園等の公共施設や再配置する宅地を一体的に整備する。総敷地面積は約18.2ha、商業地区A・B、住宅地区A・B、医療・福祉地区、工業地区の全6地区から構成される予定。三井不動産レジデンシャル(株)が住宅地区において、戸建住宅と分譲マンションの開発を行なう。

 「(仮称)ららぽーと平塚」は、敷地面積約8万平方メートル、延床面積約16万6,000平方メートル、店舗面積約6万1,000平方メートルの3階建て(店舗部分)。店舗数は約240店、神奈川県内では4施設目となる。

 外観は、アースカラーとアクセントカラーを組み合わせ、視認性と認知性を高めるデザインを採用。環境面では、電気と熱を同時に発生させエネルギーを有効に活用する「コージェネレーションシステム」を導入。電気自動車充電ステーションを設置し、共用部の照明はLEDを採用する。

 開業は2016年秋の予定。


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