日本リテールファンド投資法人(JRF)は9日、保有資産のショッピングセンター「mozo ワンダーシティ」(名古屋市西区)の大規模リニューアルの実施を決定した。
同施設は、土地面積10万7,456.04平方メートル、延床面積23万3,606.73平方メートル、鉄骨・鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリート造陸屋根地下1階付6階建て(本棟)、鉄骨造合金メッキ板葺き3階建て他(別棟)。周辺競合施設との差別化を意識し、将来的に年間600億円の売り上げを目指すための基盤構築を目的にリニューアルするもの。
具体的に、テナントの入れ替えにより、セレクトショップ、アパレル・コスメ・インテリア雑貨等、名古屋エリア初のテナントを多数誘致する予定。また、LED設置、空調インバーター導入工事等により、商環境の整備も行なう。
リニューアルの概算総支出額は21億7,000万円、想定NOI増加額は2億3,000万円/年。