野村不動産(株)は、西武池袋線「大泉学園」駅前で進めていた「大泉学園北口地区第一種市街地再開発事業」におけるマンション開発「プラウドタワー大泉学園」(総戸数168戸)がこのほど竣工したことを受け、13日、物件をマスコミに公開した。
同再開発事業は、2005年に「まちづくり懇談会」発足以降、約10年という短期間で完成を迎えた再開発事業。他の権利者と共に、マンションのほか、商業施設「グランエミオ大泉学園」、道路拡幅、バスターミナル、駅前広場、東西貫通道路、ペデストリアンデッキ、区民事務所などの一体整備を行なった。
「プラウドタワー大泉学園」は、「大泉学園」駅徒歩1分、駅からはペデストリアンデッキで直結。鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造地上27階地下2階建て。
駅前立地でありながら、緑豊かな環境を創出するために、建物の5階には駅や商業施設訪問者も入ることのできる「庭園」、6階にはマンション入居者のための「プライベートガーデン」を開設。また、緑を眺めながらくつろげる空間として、プライベートガーデンに隣接して「ガーデンラウンジ」も用意している。
その他、書斎代わりに24時間利用できる「スタディスペース」や、2人まで宿泊可能な「ゲストルーム」、キッチンを備えた「パーティールーム」など、共用設備も充実させた。
専有面積は55.04~103.42平方メートル、間取りは2LDK~4LDK、販売価格は4,560万~1億3,470万円。「当社が西武池袋沿線で開発したマンションの中では最高単価となる坪単価296万円で販売したが、1・2期とも即日完売」(同社開発企画本部プロジェクト推進部長・渡辺弘道氏)だったという。なお、購入者の平均年収は1,300万円、平均自己資金は1,940万円、現金購入者率は33%。
なお、住宅のほか、商業施設、バスターミナルを含めた全体の管理を、野村不動産パートナーズ(株)が担当する。