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不動産協会賞、幅広いジャンルの3作品を表彰/不動産協会

表彰式の様子

 (一社)不動産協会は14日、パレスホテル東京(東京都千代田区)で第4回「不動産協会賞」の表彰式を開催した。

 「不動産協会賞」は、同協会が社会貢献活動の一環として、日本経済や国民生活に関する著作物から選定・表彰しているもの。今回は『ニッポン景観論』(東洋文化研究者・アレックス・カー氏)と『なぜローカル経済から日本は蘇るのか GとLの経済成長戦略』(経営共創基盤(IGPI)代表取締役CEOオムロン社外取締役・冨山和彦氏)、『空き家問題 1000万戸の衝撃』(オラガHSC(株)代表取締役・牧野知弘氏)の3作品を選定した。

 表彰式で挨拶した選考委員座長の青山 佾(やすし)氏(明治大学公共政策大学院教授)は、「不動産のみにかかわらず、都市や地方再生等、幅広いジャンルから作品を絞り込んだ上で選定した」と話した。
 同協会理事長の木村惠司氏は「人口減少やグローバル化などさまざまな課題に対する適切な取り組みが求められている。協会としても都市や住宅、地方の課題に向けた提言をしていく予定だが、今回選定させていただいた作品を土台に考えていきたい」等と祝辞を述べた。

 受賞作品の詳細は、同協会のホームページ参照。


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