(株)アキュラホームは22日、今年3月の受注棟数実績が前年同月比18%増となり、6ヵ月連続で二ケタ増を達成したと発表。2014年10月~15年3月の実績は前年同期比34%増。住宅市場が消費増税に伴う反動減からの回復に時間がかかる中で、好調ぶりを示している。
好調をけん引しているのは14年7月に発売した太陽光発電システムを搭載した住宅商品「太陽を活かす家」。搭載10kW未満でも20年間の売電収入が得られる制度や、屋根貸し制度など、多様な選択肢を用意したことでユーザーから高い評価を得た。
また同社では、4月25日~7月31日の期間限定で住宅新商品「太陽を活かす家-初夏-」を販売する。同社グループが屋根を借り上げる「屋根貸し共同事業」と10kW以上の太陽光発電パネルを搭載する「自己買取」の2プランを提案。同社は新電力会社と提携していることから、国の固定価格買取制度による売電価格よりも、1kW当たり1円高く売電できるメリットなどをアピールする。
「太陽を活かす家-初夏-」の販売価格は、太陽光発電10.4kW搭載、延床面積97.70平方メートルのモデルプランの場合1,750万円。