(株)リクルート住まいカンパニーは、「住まいの買いどき感」調査(2015年3月度)結果を発表した。7大都市圏在住の一般生活者(20歳以上、70歳未満の男女)を対象に、今が「買いどき(購入や建築・リフォームのタイミング)」だと感じているかどうかの実態調査を、3ヵ月に1度実施しているもの。
「住宅の買いどき感」は、前回調査(14年12月度)から2.6ポイント上昇し18.0%。3四半期ぶりに上昇した。年代別では、50・60歳代で3.0ポイント増、都市別では関西が3.1ポイント増、東海が3.2ポイント増、福岡市が3.0ポイント増。
住み替え・リフォーム検討者の買いどき感は、いずれも上昇。住宅検討者全体の買いどき感は44.7%となった。
「買いどき」と回答した人の中で、何らかの検討行動を行なった人は44.1%(前回調査比1.5ポイント減)。年代別では40歳代が4.6ポイント減、札幌市が4.7ポイント減、広島市が10.7ポイント減、福岡市が5.1ポイント減。都市別では検討行動が下がる中、関西のみ1.5ポイント増となった。
「買いどきと感じる理由」についての回答では、「景況感が上昇しているから」「今のほうが住宅ローン減税など税制優遇のメリットがありそうだから」が増加した。