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マンション計上減もオフィスビル売却で営業利益増/明和地所15年3月期決算

 明和地所(株)は8日、2015年3月期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~15年3月31日)の連結売上高は422億5,400万円(前期比22.2%増)、営業利益32億8,500万円(同4.1%増)、経常利益27億2,300万円(同31.0%増)、当期純利益21億9,300万円(同11.8%減)。最終利益の大幅減は、減損損失2億1,800万円を特別損失計上したことなどによるもの。

 主力の不動産販売事業は、分譲マンションの引き渡しが一部次期にずれ込んだことから、期中の計上戸数は535戸(同163戸減)、売上高187億3,600万円(同20.0%減)と減少した。しかし、オフィスビル2棟とオフィスビル用地の売却により、事業全体の売上高は365億2,200万円(同28.0%増)、営業利益は30億3,500万円(同24.0%増)となった。

 次期については、連結売上高474億円、営業利益33億円、経常利益28億円、当期純利益25億円を見込んでいる。


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