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連結子会社の業績が寄与。増収増益/日本管財15年3月期決算

 日本管財(株)は8日、2015年3月期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~15年3月31日)は、連結売上高873億7,900万円(前期比2.3%増)、営業利益54億2,300万円(同5.6%増)、経常利益60億3,700万円(同8.2%増)、当期純利益38億9,200万円(同20.7%増)。

 主力の建物管理運営事業は、工事関連業務の受注に苦戦したが、不動産関連サービスの受託が堅調であったことに加え、前期第1四半期末に連結子会社化した(株)エヌ・ジェイ・ケイ・ホールディングの業績が寄与。コスト管理の徹底も図ったことで、売上高758億600万円(同3.4%増)、セグメント利益78億9,400万円(同4.7%増)を計上した。

 環境施設管理事業は、新規案件の受託はおおむね順調に推移したが、工事関連業務の受注減や、既存契約先での設備トラブルに伴う一時的なコスト負担などにより売上高88億2,600万円(同1.7%減)、セグメント利益7億5,300万円(同5.9%減)にとどまった。

 次期は、連結売上高890億円、営業利益55億円、経常利益62億円、当期純利益41億円を見込む。


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