日本商業開発(株)は11日、2015年3月期決算を発表した。
当期(14年4月1日~15年3月31日)は、連結売上高162億5,200万円(前期比50.1%増)、営業利益35億4,700万円(同146.3%増)、経常利益29億8,700万円(同206.9%増)、当期純利益18億6,300万円(同179.6%増)。
基本協定書に基づきケネディクス商業リート投資法人への売却開始により、安定した売却先が確保でき、それに従い優良物件の仕入れに注力できるようになったことなどから、大幅な増収増益となった。
セグメント別では、不動産投資事業の売上高157億700万円(同52.8%増)、セグメント利益43億1,800万円(同121.4%増)。サブリース・賃貸借・ファンドフィー事業の売上高2億9,200万円(同5.9%減)、セグメント利益4,800万円。企画・仲介事業が売上高2億5,200万円(同4.9%増)、セグメント利益2億4,800万円(同13.6%増)。
次期は、売上高165億円、営業利益47億8,000万円、経常利益39億円、当期純利益25億円を見込む。