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マンション販売戸数増加、建設も好調で売上高5%増/日神不動産15年3月期決算

 日神不動産(株)は12日、2015年3月期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~15年3月31日)は連結売上高632億4,500万円(前期比5.0%増)、営業利益37億8,500万円(同5.5%増)、経常利益36億9,900万円(同4.7%増)、当期純利益28億6,700万円(同4.1%減)。当期純利益の減少は法人税等の影響によるもの。

 主力の分譲マンション販売では、販売戸数が631戸となり前期をやや上回ったものの、不動産事業全体の売上高は230億3,400万円(同0.2%減)と微減。建設費上昇の影響により、セグメント利益は8億9,800万円(同29.3%減)にとどまった。
 期中の契約高は614戸(同18戸増)・183億1305万円(同7.5%減)となった。期末の分譲マンション完成在庫は226戸(同104戸減)。

 建設事業については、旺盛な建設需要の下支えや、受注単価の引き上げにも成功したことで売上高344億700万円(同1.2%減)、セグメント利益19億2,100万円(同34.0%増)と大幅な増益を達成した。

 なお16年3月期は連結売上高680億円、営業利益33億円、経常利益32億円、当期純利益22億円を見込む。


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