不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

首都圏の分譲マンション賃料、わずかに下落/東京カンテイ

 (株)東京カンテイは14日、2015年4月の三大都市圏・主要都市別分譲マンション賃料月別推移を発表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を1平方メートル当たりに換算して算出したもの。

 同月の首都圏分譲マンション賃料は、平均で2,601円(前月比0.5%下落)とわずかに下落した。都道府県別では、東京都は3,120円(同0.5%上昇)と3ヵ月連続で上昇。埼玉県は1,636円(同0.4%上昇)、千葉県は1,523円(同0.1%上昇)と、わずかながら上昇した。一方、神奈川県は2,037円(同0.4%下落)と下落したが、2,000円台の賃料水準は維持した。

 近畿圏は、1,821円(同0.1%下落)と下落。中部圏は1,598円(同変動なし)と横ばいで、ともに連続上昇がストップする形となった。
 同社では「正味のトレンドが底堅い状況に変わりはないものの、現状の賃料水準が高いためにやや上値が重い展開」と分析している。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら