不動産ニュースと不動産業務のためのサポートサイト

アサカワホーム子会社化で不動産販売事業が大幅増収/オープンハウス15年9月期第2四半期決算

 (株)オープンハウスは15日、2015年9月期第2四半期決算を発表した。

 当期(14年10月1日~15年3月31日)の売上高は785億8,800万円(同42.9%増)、営業利益は85億5,700万円(同13.2%増)、経常利益は81億3,400万円(同15.0%増)、当期純利益は50億8,400万円(同20.9%増)となった。

 不動産仲介事業は、14年10月に開設した川崎営業センターを加えた計14店舗で営業活動を展開。売上高17億5,600万円(同27.8%増)、営業利益11億7,100万円(同39.5%増)を計上した。

 不動産販売事業は、(株)アサカワホームを連結子会社とし、戸建建売業者からの改築請負を加えるとともに、従来からの都市型戸建住宅の分譲にも引き続き注力。新築一戸建住宅分譲は411棟・売上高180億7,900万円(同55.7%増)、土地分譲は447件・同220億4,800万円(同31.4%増)を販売。同事業全体の売上高は766億4,000万円(同43.4%増)、営業利益は73億6,500万円(同9.8%増)となった。

 また同社は、15年8月期の業績予想と配当予想を修正した。

 収益不動産に対する投資家の需要が強い状況が想定され、不動産流動化業務の業績が現状の予想を上回る見込みであるため。修正後の売上高は1,750億円(前回発表比5.4%増)、営業利益は200億円(同14.9%増)、経常利益は190億円(同16.6%増)、当期純利益は120億円(同16.5%増)を見込む。

 また、期末配当は、1株当たり30円に修正。7月1日に普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行なう予定であり、実質1株当たり20円の増配となる。


最新刊のお知らせ

2025年5月号

「事故物件」、流通の課題は? ご購読はこちら