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マンション販売で大幅増収、営利18%増加/サンケイビル15年3月期決算

 (株)サンケイビルは18日、2015年3月期決算を発表した。

 当期(14年4月1日~15年3月31日)は、連結売上高588億4,200万円(前期比17.2%増)、営業利益68億円(同18.5%増)、経常利益56億8,500万円(同25.5%増)、当期純利益30億9,100万円(同52.1%増)。資産開発事業で減収となったものの、住宅事業の分譲マンション販売戸数増等により大幅増収を達成。資産開発事業等の減益も補い、増収増益となった。
 
 ビル事業は、主力の東京サンケイビル(東京都千代田区)の稼働率上昇に伴う増収や、賃貸収益獲得、再開発を目的として新たに取得した物件の賃貸収益が寄与。売上高140億2,200万円(同1.4%増)、営業利益22億5,700万円(同15.8%増)の増収増益となった。

 資産開発事業は、前期の稼働ビル2棟売却の反動減で、売上高は92億4,500万円(同29.3%減)、営業利益は24億4,300万円(同28.6%減)の減収減益。

 住宅事業は、販売戸数が前期比204戸増の500戸、賃貸マンション4棟の販売収入も経常したこと等により、売上高256億6,200万円(同81.3%増)、営業利益30億4,700万円(同147.5%増)の大幅増収増益を達成した。


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