日本プライムリアルティ投資法人（JPR）は1日、新投資口発行および投資口売り出しを実施すると発表した。
募集投資口数は4万5,700口。オーバーアロットメントによる売り出しが2,300口。第三者割合による募集投資口数は2,300口。調達資金額（差引手取概算）は、190億円を上限とする。
一般募集における手取金181億円は、借入金180億円の返済に充当する。その残額および第三者割当における手取金上限9億円については、借入金10億円の返済に充当する予定。一般募集と第三者割当における手取金を合わせて、2015年10月末までに、合計で最大190億円の借入金を返済する予定。残額は手元資金とし、将来の特定資産の取得または借入金の返済に充当する。
これらの施策に伴い、2015年2月13日に公表した15年6月期（15年1月1日～6月30日）の運用状況の予想を修正。同期の営業収益142億4,400万円（前回発表比2.7％増）、営業利益66億5,800万円（同4.0％増）、経常利益55億2,400万円（同5.3％増）、当期純利益55億6,100万円（同6.0％増）、1口当たり分配金6,370円（同0.2％増）とした。