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二けた増収も、収益性低下で二けた減益/ファースト住建15年10月期第2四半期

 ファースト住建(株)は2日、2015年10月期第2四半期決算を発表した。

 当期(14年11月1日~15年4月30日)は単体売上高223億9,600万円(前年同期比10.5%増)、営業利益15億7,800万円(同14.7%減)、経常利益15億3,900万円(同14.3%減)、当期純利益9億8,900万円(同9.5%減)となった。

 主力の戸建事業では、分譲事業において完成在庫の販売を推進。戸建分譲の販売棟数は891棟(同12.8%増)、売上高は217億7,600万円(同12.1%)となった。請負工事については販売棟数37棟(同17.8%減)と前年を下回った。一方で、利益面については、消費増税前だった前年同期よりも収益性が低下。セグメント売上高222億8,700万円(同11.5%増)に対してセグメント利益は19億6,400万円(同9.1%減)と増収減益となった。

 なお通期業績については単体売上高441億9,000万円、営業利益37億9,000万円、経常利益36億7,000万円、当期純利益23億3,000万円を見込む。


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