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富山県・黒部で省エネ複合型賃貸集合住宅を開発/YKK不動産

「パッシブタウン黒部モデル」第2街区全景

 YKK不動産(株)は3日、同社が推進しているパッシブタウン黒部モデル建設予定地(富山県黒部市)の第2期街区建設計画概要を発表した。

 黒部の自然エネルギーを活用し、電力や化石燃料などのエネルギー消費を抑えた「まちづくり・住まいづくり」を提案するプロジェクト。 
 敷地面積5,521平方メートル、延床面積6,931平方メートル(住居:4,240平方メートル、商業:382平方メートル、地下駐車場:2,309平方メートル)。地上4階地下1階建ての住居棟と地上4階地下1階のストリートモール棟(商業+住居)からなる複合型賃貸集合住宅。総住戸数は44戸で、間取りは1LDK~3LDK。

 「自然の中の住まい」「新しい集合体(コミュニティ)の創造」「自然を享受する住まいのデザイン」をコンセプトに、自然のポテンシャルを活用する住まいのデザインを採用。断熱・気密・窓などの建築性能を強化を図るとともに、最小限の設備エネルギーで一般的な北陸地区の集合住宅と比べ、冷暖房エネルギー80%減、給湯エネルギー30%減の省エネ性能を実現する。

 竣工は2016年10月、入居募集開始は同年4月、入居開始は同年11月を予定する。


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