ジャパン・ホテル・リート投資法人（JHR）は4日、新たな資産取得を決定した。
取得するのは、リゾートホテル「オキナワ マリオネット リゾート＆スパ」（沖縄県名護市、総室数361室）の不動産信託受益権。敷地面積5万2,988平方メートルで、建物は鉄骨鉄筋コンクリート造14階建て。賃貸可能面積は3万6430平方メートル。ホテル運営は（株）ラグーンリゾート名護。取得先はライジング・サン第2号A特定目的会社。取得予定価格は149億5,000万円、取得予定日は7月10日。
今回の取得に伴い、新投資口の発行と投資口売り出しを実施。公募による新投資口発行口数は14万口、SMBC日興証券（株）を引受人とする売り出しは5,272口、オーバーアロットメントによる売り出しは7,000口、SMBC日興証券を割当先とする第三者割当による発行口数は7,000口。調達資金（差引手取概算額）は119億4,100万円を上限とする。
これら資産取得と新投資口発行を受け、2015年12月期の運用状況、分配金予想を修正。営業収益160億5,000万円（前回発表予想比6.0％増）、営業利益93億7,500万円（同7.8％増）、経常利益75億3,900万円（同9.1％増）、当期純利益75億3,900万円（同9.1％増）、1口当たり分配金2,400円（同94円増）に上方修正した。