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高齢者向けマンションをゴルフ好き向けマンションにリノベ/クリーク・アンド・リバー社

共用ラウンジイメージ
パターラウンジイメージ

 クリエイターの派遣・紹介業などを手掛ける(株)クリーク・アンド・リバー社のアーキテクト・エージェンシーは、全国賃貸管理ビジネス協会(全管協)と提携、「建築士と創る賃貸物件:3+(ミタス)・プロジェクト」を始動した。企画第1弾として、高齢者向け賃貸マンションをゴルフ好きをターゲットにリノベーションした「(仮称)ゴルファーズ・マンション」(茨城県古河市、総戸数21戸)を発表した。

 同プロジェクトは、オーナー、全管協、同社の“3者”が連携し、「入居率アップ」「賃料アップ」「競争力の長期維持」の“3つ”を“満たす”賃貸物件を創るのが目的。エントリーする複数の建築士によるコンペを実施し企画プランを決定。施工会社もコンペ形式で選定することで、コストの最適化を図る。建築士が設計監理を行なうことで、競争力・収益力に優れた、より品質の高い賃貸物件を実現する。

 今回の企画も、3つの設計プランより選定。同マンションは、車で1時間圏内に25ヵ所以上のゴルフ場がひしめき合い、周辺にはゴルフショップや練習場なども多く点在するゴルファーにとってのメッカともいえるエリアに位置しているため、この地の利を生かし、入居率と賃料アップ、長期的に競争力の高いオーナーのニーズを満たす物件としてプロデュースした。

 共用練習設備として「パターラウンジ」「バンカー練習場」「ゴルフシミュレーター」などを設置する予定。建物1階南側の部屋の庭には、住人専用の「鳥かご練習場」も用意する。共用ラウンジには「大型スクリーン」のあるコミュニティスペースを設ける。竣工は、2015年9月の予定。


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