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ベトナムの分譲住宅事業開発に参画/三菱商事

プロジェクト完成イメージ

 三菱商事(株)は5日、シンガポールのディベロッパーであるSembcorp Development社(以下、セムコープ社)と共同でベトナムにおける分譲住宅開発事業に参入すると発表した。

 同プロジェクトは、ベトナム・ホーチミン市に隣接するビンズン省内の「ベトナム・シンガポール工業団地」のメインゲートエリアにおいて、16~18階建てのマンション11棟・1,419戸を中心に段階的に開発していくもの。
 1996年にシンガポール政府とベトナム政府の合意に基づきプロジェクトがスタート。三菱商事は設立当初から参画しており、現在までに計6ヵ所の工業団地を開発した。
 12年には、同社とセムコープ社は、東南アジアにおける総合的な不動産開発(タウンシップ開発)を実施することを目的とした戦略提携を結んでおり、同プロジェクトは同提携における分譲住宅開発の第1弾となる。

 土地面積は4万100平方メートル、建物面積は16万3,436平方メートル。第1期着工は15年7月、第一期販売開始は同年10月、竣工は17年上旬を予定している。


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