(株)LIXILグループは8日、2015年3月期決算を発表した。
当期(14年4月1日~15年3月31日)は、連結売上高1兆6,734億500万円(前期比2.7%増)、営業利益516億7,400万円(同25.2%減)、経常利益578億6,200万円(同22.8%減)。当期純利益220億1,200万円(同5.1%増)であった。
前期に新規連結となった子会社の海外売り上げ増加などにより、増収確保。しかし利益面では、国内事業での市場冷え込みによる売り上げ減少や、営業費用の増加などにより、減益となった。
セグメント別では、金属製建材事業が、売上高5,023億6,900万円(同3.0%減)、営業利益343億6,000万円(同16.2%減)。水回り設備事業が、売上高3,390億8,100万円(同5.7%減)、営業利益201億8,200万円(同21.3%減)。
住宅・不動産他事業は、住宅市場低迷などの影響で、売上高595億5,700万円(同7.3%減)、営業利益40億5,500万円(同32.0%減)と落ち込んだ。
次期は、売上高1兆8,700億円、営業利益520億円、経常利益520億円。当期純利益については、保証債務損失を織り込んだことから、30億円にとどまると見込んでいる。