(株)創樹社は、4月より「住まい価値総合研究所」(スマカチ総研)を創設。第1回調査「女性の住生活ニーズ調査01~宝くじが5,000万円当たったら何にいくら使いますか~」の結果を発表した。
共働きの増加など社会的な変化を背景に、女性が住まいや住生活に対してどのようなニーズを持っているか、どのような理想の暮らしを描いているのかを探るために実施したもの。3月13~31日に、(株)かんでんCSフォーラムが展開するポータルサイト「フルルKansai」の会員を対象にwebアンケートを実施。回収サンプル数は1,374。
「宝くじで5,000万円当たったら何にいくら使う?」に対する平均金額は、「貯金」が2,354万1,000円、「住宅」が1,639万6,000円、「ローンなどの返済」が1,312万1,000円。これら3項目が1,000万円以上かけたい項目となった。1,000万円未満の項目としては、「子供の教育資金」(828万8,000円)、「金融商品の購入」(713万6,000円)、「親などの家族ため」(486万1,000円)の順となった。
使い途としてあがったのは、「貯金」(92.3%)、「旅行」(76.3%)、「住宅」(62.7%)の順。「住宅」と答えた人を年代別にみると、50歳代以上の人が投資意欲が高かった。平均金額は1,639万6,000円。年代別にみると、30歳代以下が最も高く、次に60歳代以上が続いた。60歳代以上は投資意欲、金額とも高いことが明らかとなった。