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住宅販売が低調で減収減益/サーラ住宅15年10月期第2四半期決算

 サーラ住宅(株)は9日、2015年10月期第2四半期決算を発表した。

 当期(14年11月1日~15年4月30日)の連結売上高は138億500万円(前年同期17.7%減)、営業利益は6,400万円(同90.9%減)、経常利益は8,200万円(同88.7%減)、当期純利益は2,600万円(同93.4%減)。

 主力の住宅事業は、コア技術である「外断熱・二重通気工法」を中心とし、太陽光発電システムや乾燥無垢ひのき等、環境の配慮し付加価値を高めるアイテムを武器に性能訴求を柱とした販売を促進。分譲住宅にも太陽光発電システムを標準装備したほか、長期優良住宅認定を受けた高水準な基本性能に加え、独自のこだわりも取り入れた分譲住宅の提供や販売強化に取り組んだが、販売の低調や、住宅部材資材加工・販売事業における現場数が減少したことなどから、大幅な減収減益となった。

 通期では、連結売上高297億円、営業利益5億7,000万円、経常利益6億円、当期純利益43億6,000万円を見込んでいる。


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