阪急電鉄と阪急リート投資法人が保有する商業施設ビル「阪急西宮ガーデンズ」(兵庫県西宮市)と、阪急不動産と阪急リート投資法人が保有する「HEPファイブ」(大阪市北区)がこのほど、「DBJ Green Building認証」を取得した。
「阪急西宮ガーデンズ」は、敷地面積7万9,003.72平方メートル。延床面積23万3,272.92平方メートル。地上9階と6階建て。2008年10月に竣工。共用部をLED照明とし、施設全体の省エネを推進しているほか、太陽光発電や風力発電も活用。屋上庭園「スカイガーデン」も整備し、周辺の生態系に配慮した大規模な緑化に取り組む点などが評価され、国内トップクラスの卓越した「環境・社会への配慮がなされたビルとして「5つ星」を取得。
「HEPファイブ」は、敷地面積5,596.11平方メートル。延床面積4万5,266.96平方メートル。地上10階地下3階建て。1998年11月に竣工。ファッション系の物販店舗を中心に、飲食店舗、イベントホールなどが入居。7階で乗降する直径75mの赤い観覧車が特徴。共用部をLED照明とし、太陽光発電を活用するなど施設全体で省エネを推進するほか、打ち水イベントやライトダウンキャンペーンなどのエコイベントや文化支援イベントなどを開催。また、外国語の施設パンフレットやテナント従業員を対象に外国語研修を実施するなどのインバンド対応に注力している点などが評価され、極めて優れた「環境・社会への配慮」がなされたビルとして「4つ星」を取得した。