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1口当たり分配金は4,182円/SPI 15年4月期決算

 スターツプロシード投資法人(SPI)は12日、2015年4月期決算を発表した。
 
 当期(14年11月1日~15年4月30日)の営業収益は22億3,900万円(前期比16.9%増)、営業利益は9億4,700万円(同19.5%増)、経常利益は7億2,800万円(同24.5%増)、当期純利益は7億2,600万円(同24.4%増)、1口当たり分配金は4,182円(同154円増)となった。
 
 14年11月に「プロシード日本橋堀留町」他6物件(取得価格合計91億1,600万円)を新規に取得した結果、当期末時点における本投資法人の保有資産は96物件、取得価格合計は571億1,000万円、総賃貸可能面積は14万6,415.29平方メートルとなった。
 
 また、同投資法人とプロパティマネジメント会社であるスターツアメニティ-(株)との緊密な連携の下、賃料の引き上げや礼金収受等収入の増加を図るとともに、継続的なコスト削減にも取り組んだ。地域特性や個別物件の特徴を踏まえたきめ細やかな募集活動を行なうとともに、入居者退去後の原状回復工事期間の短期化を図ることによって稼働率の向上を図った結果、ポートフォリオ全体の期末稼働率は96.3%を維持した。
 
 次期は、営業収益22億3,200万円、営業利益9億1,800万円、経常利益7億円、当期純利益6億9,800万円、1口当たり分配金4,020円を見込んでいる。


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